おかあさんの被爆ピアノ
被爆してもピアノの音色は変わらなかったのです。
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上映時間 | 113分 |
出演 | 佐野史郎 武藤十夢 |
監督 | 五藤利弘 |
あらすじ
昭和 20 年 8 月 6 日に広島で被爆したピアノを持ち主から託された調律師・矢川光則。彼自身も被爆二世。爆心地から 3 キロ以内で被爆したピアノは被爆ピアノと呼ばれる。矢川は、現在数台の被爆ピアノを託され修理、調律して、それを自ら運転する 4 トントラックに載せて全国を回る。
東京で生まれた江口菜々子は大学で幼児教育を学び幼稚園教師を目指しているものの将来について漠然としている。被爆ピアノの一台を母・久美子が寄贈していたことを知った菜々子は、被爆ピアノコンサートに行き、矢川と出会う。矢川を通して被爆ピアノ、広島のことを考えるようになり、祖母のことを知るうちに自身のルーツを探していく。
母・久美子はどうして広島から出て行ったのか?祖母・千恵子が菜々子に伝えたかったこととは?調律師・矢川がなぜ被爆ピアノを伝える活動をしているのか?菜々子はルーツを辿り、被爆ピアノの活動を辿りながら、次第に何かを見つけていく・・・。