心の傷を癒すということ 劇場版
”心のケア”のパイオニアとして被災者の心に寄り添い続けた精神科医の半生
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上映時間 | 116分 |
出演 | 柄本佑 尾野真千子 |
あらすじ
阪神・淡路大震災時、自ら被災しながらも避難所で多くの被災者の声に耳を傾け、心の傷に苦しむ人たちに寄り添い続けた実在の精神科医・安克昌氏をモデルに描く、NHKドラマの劇場版。
在日韓国人として大阪に生まれ育ち、自分が何者なのか悩んでいた安和隆は、精神科医への道を歩む。ある日、映画館で出会った女性・終子と恋に落ち、結婚。温かい家庭を持った和隆は、全国から訪れる患者たちにも温かな眼差しで寄り添い、34歳で医局長となる。1995年1月。大地震が起こり、和隆が勤める神戸の大学病院は患者で溢れ返る。精神科医としてできることを探し、避難所で被災者の声を聞こうとするも、なかなか受け入れてもらえない。暴言や泣き声が絶えない避難所、地震ごっこで遊ぶ子供たち……。
人は傷つきやすい。被災者たちと向き合い、精神医療の大切さを実感した和隆がたどり着いた、本当の「心のケア」とは―― 。